『まいられぇ岡山』を楽しみ尽くす、岡山の寺社めぐりをお届けしている はなか です。『まいられぇ岡山』って何? って方はこちら>>
「お守りって、いくつ持っていいの?」「神社とお寺のお守りを一緒に持っても大丈夫?」
そんな疑問、気になったことありませんか😊
この記事では、
- お守りは複数持っていいの? 同じお守りを2つ持つのはあり?
- 神社とお寺のお守りを一緒に持っても大丈夫?
- 古いお守りはいつ返す?
- 返納できない場合はどうする?
- お守りの正しい持ち方・扱い方
……など、お守りにまつわる「よくある疑問」をまとめています。
じつはこの記事を書くにあたって、わが家のお守りを実際に数えてみました。
結果は、全部で5個でした。
伊勢神宮の開運鈴守(白とピンクの色違いで2個)、金毘羅宮の幸福の黄色いお守り、サムハラ神社(津山市)の厄事災難除け、日御碕神社の御神砂守。
そして数えている途中で、ちょっとした「事件」にも気づいてしまいました(この話はのちほど……)。

調べてみると、意外と知らなかったことや、「それって俗説だったんだ!」という話もたくさん。今回は、わが家の5個を実例にしながら、お守りの選び方・持ち方・返納方法をまとめます🌿
お守りの種類|目的別の選び方
お守りは、祈願の目的によって種類が異なります。神社・お寺によってデザインや名称は違いますが、おもな種類はこちらです。
| 種類 | 主なご利益 |
| 交通安全 | 車・バイク・自転車などの事故防止 |
| 縁結び | 良縁・人間関係 |
| 合格祈願 | 試験・受験 |
| 安産祈願 | 妊娠中の安全・安産 |
| 厄除け | 災難・厄年のお祓い |
| 健康・病気平癒 | 病気の回復・健康維持 |
| 金運向上 | 商売繁盛・財運アップ |
| 学業成就 | 勉強・成績向上 |
👉 迷ったときは、「今の自分に一番必要なこと」を一つ決めて選ぶのがおすすめです。全部欲しくなるのが正直なところですが(笑)、まず一つに絞ると気持ちが定まります。
わが家の5個も、振り返るとそれぞれ「そのとき一番必要だったこと」を映しています。
伊勢神宮の開運鈴守は、当時の自分を変えたくて、新しいことに挑戦したかった時期にいただいたものです。
金毘羅宮の幸福の黄色いお守りは、健康と幸せを願って。「金運も上がるらしい」という噂を聞いたのも、正直なところ後押しになりました(笑)
日御碕神社の御神砂守(病気平癒)は、自分のためではなく、夫のためにいただいたものでした。
💡 「選ぶ」というより「出会う」お守りもあります
サムハラ神社(津山市)には社務所がなく、お守りがあること自体、私は知りませんでした。
たまたま同じ日に参拝に来ていた方とお話しする機会があり、「今日は管理人の方がいらっしゃる」と教えていただいたんです。
その方がお守りを求めるのに合わせて、私も一緒にいただきました。本当に偶然のご縁でした。
目的から選ぶのが基本ですが、こんなふうに「出会ってしまう」お守りも、旅の思い出ごと残る一体になります。
お守りの複数持ちQ&A|何個まで?同じものを2つは?
Q. お守りは複数持っていい? 何個まで?
はい、複数持っていて大丈夫です。何個まで、という決まりもありません。
「神様同士がケンカする」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、一般的には俗説とされています。複数のお守りをそれぞれ敬う気持ちを持って持つことに問題はない、と考えられています。
わが家も5個のお守りを一緒に保管していますが、数よりも「一つひとつを雑に扱わないこと」を大切にしています。
Q. 同じお守りを2つ持ってもいい?
問題ありません。
「同じお守りが2個あるとご利益が薄れる」「神様が怒る」といった考え方は、一般的なものではありません。1個でも2個でも、大切なのは丁寧に扱う気持ちです。
実際、わが家の伊勢神宮の開運鈴守は、白とピンクの色違いで2個あります。並べて置いておくと、いただいた当時の「変わりたかった自分」を思い出せる、わが家のお気に入りです。
Q. 縁結びのお守りを複数持つのはあり?
こちらも問題ないとされています。「複数の神社にお願いするとご縁が乱れる」という話を聞くこともありますが、明確な根拠のある決まりではありません。
ただ、気になる場合は「いま一番お願いしたいご縁」をひとつ決めて、そのお守りを大切にするのが、気持ちの面でもおすすめです。
Q. お守りはどこに持ち歩けばいい?
肌身近に持ち歩くのが基本です。バッグの中・財布・スマホケースなど、普段から使うものにつけるのがおすすめです。交通安全のお守りは車の中に置くのが一般的です。
大切なのは「雑に扱わない」こと。床に置いたり踏んだりするのは避けましょう。
神社とお寺のお守り、一緒に持って大丈夫?
結論から言うと、問題ありません。
日本は長い歴史の中で、神様と仏様を一緒に祀る「神仏習合」の文化が根付いてきました。
じつは岡山には、その名残を今も体感できる場所がたくさんあります。最上稲荷は鳥居があるのにお寺ですし、木山寺ではお寺と神社の「両参り」が今も続いています。
神様と仏様が何百年も同じ境内にいらっしゃったのですから、お守りが同じ引き出しに並んでいても、私は気にしなくていいと思っています😊
大切なのは、それぞれに敬意を持って接することです。
▶ 神社とお寺の参拝マナーの違いは「神社とお寺の違い」の記事にまとめています。
お守りの処分方法|いつ・どこで返せばいい?
いつ返すの?
一般的には1年を目安に返納するのがよいとされています。年が明けたら、古いお守りを返して新しいものをいただく、という流れが一番多いパターンです。
※地域や神社・お寺によって考え方が異なる場合があります。
ただし、「願いが叶ったとき」「縁が切れたと感じたとき」に返すというタイミングもあります。厳密な決まりはないので、自分の気持ちに合わせて大丈夫です。
どこで返すの?
| 方法 | 内容 |
| 授与所・社務所への返納 | いただいた神社・お寺に直接持参して返す。最も一般的な方法。 |
| どんど焼き・お焚き上げ | 1月中旬ごろ、各地の神社やお寺で行われる火祭り。古いお守りをまとめて焼いてもらえる。 |
| 郵送返納 | 遠方の場合など、郵送で受け付けている神社・お寺もある。事前に確認を。 |
👉 別の神社・お寺に返してもいい?
本来はいただいた場所に返すのが礼儀ですが、遠方などで難しい場合は、近くの神社・お寺の返納箱を利用してもかまいません。ただし、神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ、というのが基本的なマナーです。
ゴミとして捨ててもいいの?
どうしても返納できない場合は、白い紙に包んで塩をひとつまみ添えてから、燃えるゴミとして出してもかまわないとされています。大切なのは、感謝の気持ちを持って手放すことです。
もっと知りたい!お守りQ&A
Q. お守りの効果はいつから始まるの?
いただいた瞬間から、というのが一般的な考え方です。特別な「開封の儀式」などは必要ありません。ただ、丁寧に扱い、敬う気持ちを持って身につけることで、その気持ちが自分自身の行動や心構えを整えてくれる……というのがお守りの本質かもしれません。
Q. お守りを人にプレゼントしてもいい?
問題ありません。むしろ、大切な人のことを思って授与所でお守りを選ぶのは、とても素敵な行為です。合格祈願・安産祈願・交通安全など、相手の状況に合わせて選んであげると喜ばれます。
わが家の日御碕神社の御神砂守も、もともと夫の病気平癒を願っていただいたものでした。相手を思い浮かべながら授与所で選ぶ時間は、それ自体が祈りのようなものだと感じています。
ちなみに縁結びのお守りは「自分でいただく方がいい」という話を聞いたことがありますが、これも明確な決まりはありません。贈る気持ちを大切に、ということで大丈夫です😊
Q. お守りの袋を開けてはいけないの?
「中を見ると効果がなくなる」とよく言われますが、これも明確な根拠があるわけではありません。もともとは、神様の力が込められた内符(うちふ)を大切に扱うためのマナーとして伝わってきたものです。開けなければいけない理由がなければ、そっとしておくのがやはり無難です。
Q. お守りを落とした・なくしたら不吉?
「お守りをなくしたら悪いことが起きるのでは……」と不安になる方も多いですが、必ずしも不吉というわけではありません。
昔から「災いを身代わりになって受けてくれた」「役目を終えた」という考え方もあります。大切なのは、必要以上に怖がりすぎないことです。
……と、ここで冒頭の「事件」の話です。じつはこの記事のためにお守りを数え直していたとき、サムハラ神社の厄除けお守りが見当たらないことに気づきました。
あれだけ不思議なご縁でいただいた一体だったので少しへこみましたが、「役目を終えて帰っていったのかな」と考えたら、すっと気持ちが軽くなりました。昔からの考え方に、今回は私自身が助けられた形です。

もし見つからなかった場合は、心の中で感謝を伝えて、新しくお守りをいただいても大丈夫です😊
Q. お守りを間違って洗濯してしまったら?
うっかりポケットに入れたまま洗濯してしまって、「どうしよう……!」と焦った経験がある方もいるかもしれません。
ですが、間違って洗ってしまったからといって、すぐに“罰が当たる”というようなことではないので大丈夫です😊
形が崩れていなければ、そのまま感謝しながら持ち続けても問題ないとされています。もし破れてしまったり、「気持ち的に新しくしたいな」と感じた場合は、神社やお寺へ返納して、新しいお守りをいただくと安心です。
大切なのは、必要以上に不安になることよりも、「ごめんね」と「ありがとう」という気持ちを持つことかもしれません🌿
まとめ|お守りは気持ちよく持って、感謝して返す
お守りに関するルールは、思っていたより柔軟なものが多いです。「こうしなければいけない」と堅く考えすぎず、敬う気持ちを大切にしていれば大丈夫です。
私自身は毎年お正月に、古いお守りをまとめて近所の神社へ返納しに行くのが恒例です。
その年のことを思い返しながら「ありがとうございました」と手放す——
この時間が、なんだかとても好きです😊
今回、お守りを数え直してみて分かったのは、一つひとつに「いただいたときの自分」が、そのまま残っていたことでした。
もし引き出しの中でお守りが眠っていたら、ぜひ一度取り出してみてください。
きっと、そのときのお願いごとや、参拝した日の景色まで思い出せるはずです🌿



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