『まいられぇ岡山』を楽しみ尽くす、岡山の寺社めぐりをお届けしている はなか です。
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今回ご紹介するのは、岡山県勝央町にある弘誓山観音寺(こうせいさんかんのんじ)、通称「植月観音(うえつきかんのん)」。千百年以上の歴史を持つ天台宗の古刹で、安産祈願・厄除け・御朱印巡りで親しまれているお寺です⛩️
最初は「静かな山のお寺かな?」くらいの気持ちで訪れたんですが……実際に歩いてみると想像以上に見どころが多くてびっくり!😳
迫力満点の鐘楼門、美作最大規模の古墳、龍の彫刻や、切り絵朱印をはじめとした個性豊かな御朱印まで。気づけばかなり長居してしまいました🌿
この記事では、弘誓山観音寺の見どころや御朱印、アクセス、訪れて感じた魅力をまとめてご紹介します😊
📘 まいられぇ岡山 掲載ページ:P56
実際に訪れた下見メモをもとにまとめました😊
📍 境内マップ
※境内図は現在作成中です。公開までしばらくお待ちください。
🙏 ご本尊とご利益
ご本尊

聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。
奈良時代の僧・行基(ぎょうき)菩薩の御作と伝わる仏さまで、千年以上にわたりこの地を見守り続けてきたとされています😊
「衆生の声を聞くもの」として、人々の困りごとや苦しみに寄り添う、慈悲深い菩薩さまとして信仰されています。
※聖観世音菩薩のイメージ図
ご利益
安産祈願・厄除け・水子供養・車両安全祈願などで知られています。受付には厄除け早見表も置かれていて、地域の方に長く親しまれてきたお寺なんだなあと感じました🌿
🏯 弘誓山観音寺の歴史|千百年以上続く勝央町の古寺
「弘誓(ぐぜい)」とは、仏さまや菩薩さまがすべての人を救おうとする大きな誓いのこと。名前の意味を知ると、お寺全体の空気感にもどこか納得しました🌿
創建は平安時代の天安年間(857〜859年)。比叡山延暦寺を本山とする天台宗の古刹で、慈覚大師円仁(じかくだいし えんにん)によって開かれたと伝わっています。戦国時代の火災や洪水など、何度も大きな災難に見舞われながらも、御本尊は奇跡的に守られてきたそうです。
江戸初期の慶長5年(1600年)に現在地へ移されてから、すでに400年以上。長い歴史を今も感じられるお寺でした😊
また、この観音寺には作州の名僧・泰禅上人が整えた大般若経600巻が伝わっています。さらに明治時代には、労働運動家として知られる片山潜(かたやま せん)がここで教鞭を執ったという歴史も。客殿前には「植月校跡」の石碑もあります。
現在は「美作観音霊場三十三ヶ所 第五番札所」として、多くの参拝者が訪れています。
✨ 弘誓山観音寺の見どころ|鐘楼門・古墳・御朱印
① 勝央町指定文化財・仁王門・鐘楼

境内に入ってまず目を引くのが、堂々とした仁王門。1792年(寛政4年)に再建された勝央町指定文化財で、二階部分に梵鐘が吊るされた「鐘楼門(しょうろうもん)」です。

大晦日には、ここで除夜の鐘が撞かれるそうです🌙

左右には赤い仁王像も並んでいて、表情やポーズの違いをじっくり見るのも楽しいです😊
② 中門(龍虎門)|総ケヤキ造りに刻まれた龍と虎

文政9年(1826年)に再建された中門(龍虎門)。総ケヤキ造りで、龍と虎の非常に繊細な彫刻が施されているのが最大の特徴です。
まず目を奪われたのが、門いっぱいに彫られた双龍。向かい合う二頭の龍は今にも動き出しそうな躍動感で、「うわっ!」と声が出てしまうほどでした😊
そして門をくぐると、梁には虎の彫刻も。金色の目がきらりと光り、波濤の中から睨みをきかせるような迫力があります。
木彫りとは思えないほど毛並みまで繊細に刻まれていて、こちらも思わず見入ってしまいました。
龍と虎という取り合わせが「龍虎門」という名の由来なんですね。仁王門と中門、どちらもじっくり見上げてほしい場所です。
③ 大悲殿(本堂)と龍の手水舎

門をくぐって参道を進むと、本堂「大悲殿(だいひでん)」が見えてきます。緑に包まれた雰囲気がとても心地よく、「弘誓山」の金の扁額も印象的でした🌿
本堂前には青銅製の龍が守る手水舎があります。丸い石の水盤に手まりが添えられていて、とてもかわいらしい雰囲気😊
御朱印の龍デザインとも世界観が繋がっていて、思わず写真を撮りたくなる場所でした✨
よく見ると、木鼻には獅子と波の彫刻も。細かい部分まで丁寧に作り込まれていて、じっくり眺めたくなる彫刻でした。
④ 植月寺山古墳(観音寺古墳)|美作最大規模の古墳!

境内の裏には、なんと美作最大規模の古墳「植月寺山古墳(観音寺古墳)」があります!
全長約90mの前方後方墳で、前も後ろも四角い珍しい形をした古墳。勝央町指定文化財にも指定されています。令和8年(2026年)3月には新しい説明看板も設置され、前方後方墳群について詳しく紹介されています。
歩いてみると想像以上に大きく、こんもりした墳丘にかなり迫力がありました😳
「ここに1700年以上前のお墓が……!」と思うと、じわじわ感動します🌿
古墳へは境内から徒歩2〜3分ほど。車でも近くまで行けますが、夏場は蛇に注意とのことでした🐍
🌿 弁天堂・護摩堂・坐禅会も!境内のその他見どころ

弁天堂
境内の池に佇む赤屋根の小さなお社。白塀との組み合わせが美しく、思わず写真を撮りたくなる風景でした🌿

護摩堂
石段の上に静かに建つ護摩堂。白壁と緑のコントラストが綺麗で、落ち着いた雰囲気でした🌿
御朱印「護摩堂不動朱印」はこちらでいただけます😊

植月校跡
客殿前に立つ石碑。明治8年(1875年)から14年まで、この観音寺を仮校舎として植月小学校が開かれていたんだそう。
後に労働運動家として知られる片山潜(かたやま せん)も、若き日にここで教鞭を執っていたという歴史があります。

水子地蔵立像
青銅の水子地蔵さまが静かに見守る供養墓エリア。落ち着いた空気が流れていました。
毎月1日には本堂で「ついたち坐禅会」も開催されているそうです😊
📖 弘誓山観音寺の御朱印

切り絵朱印や龍朱印など、個性的なデザインが多いのも弘誓山観音寺の魅力😊御朱印好きさんなら思わず集めたくなるものばかりで、どれをいただくか迷いました✨
| ①観音寺朱印(美作観音霊場第五番) | 300円 |
|---|---|
| ②万福寺朱印(美作観音霊場第六番) | 300円 |
| ③護摩堂不動朱印 | 300円 |
| ④切り絵朱印(開山四百弐拾年記念) ※数量限定・残り僅か! | 2,000円 |
| ⑤住職書・龍朱印(美作観音霊場第五番) | 600円 |
受付には「御朱印受付」の幟が立っていて分かりやすかったです😊
PayPay払い対応、LINEから問い合わせ可能。御朱印帳も購入できます📘まいられぇ岡山のスタンプ(セルフ式)も置かれていました!
📋 参拝メモ
| 所要時間 | 境内のみ 約30〜40分 / 古墳まで含めると約1時間 |
|---|---|
| 受付時間 | 9時〜17時 |
| 駐車場 | 無料あり(十数台以上) |
| TEL | 0868-38-2488 |

おみくじは100円。黒漆に金の梵字が輝く筒型のおみくじ箱がまた雰囲気抜群で、引く前からテンションが上がりました😊
実はこのおみくじ箱、寺の納戸にあったものだそう。時代を感じる佇まいがなんともいい味を出していました。ちなみに引いてみたら第十八吉でした✨
安産御守や交通安全御守など、お守りの種類も豊富でした😊
🚃🚗 弘誓山観音寺へのアクセス
📍住所:〒709-4332 岡山県勝田郡勝央町植月東895
🚃 電車でアクセス
JR姫新線「勝間田駅」から車で約10分。
🚗 車でアクセス
中国自動車道「勝央IC」から約10分です。
おわりに
千百年以上の歴史を持つ弘誓山観音寺。鐘楼門の迫力や古墳のスケール感など、「勝央町にこんなお寺があったんだ!」と驚かされる場所でした😊
御朱印巡りが好きな方はもちろん、歴史や古墳が好きな方、静かな寺社をゆっくり歩きたい方にもおすすめです🌿勝央町を訪れる際は、ぜひゆっくり参拝してみてください😊



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