【岡山市】窪八幡宮|金運の三葉の松と七福神巡り。御朱印・駐車場情報

窪八幡宮 アイキャッチ画像

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今回ご紹介するのは、岡山市東区久保に鎮座する窪八幡宮(くぼはちまんぐう)です。

「勝運・武運の神」として古くから信仰を集める神社で、京都・石清水八幡宮を勧請した行教和尚ゆかりの古社としても知られています。

実は創建は859年。石清水八幡宮より1年早く創建されたと伝えられています。

由緒ある神社と聞くと、どこか厳かな雰囲気を思い浮かべる方も多いかもしれません。わたしも少し身構えて向かいました。

ところが実際に足を運んでみると、七福神めぐりに、金色になる三葉の松、境内での養蜂まで。歩いているうちに、この神社が今も地域の人たちに大切に守られている場所なんだなあと、自然と伝わってきました😊

まいられぇ岡山 掲載ページ:P76(岡山市東区)

窪八幡宮 拝殿

この記事では、こんなことをご紹介します。

  • 石清水八幡宮より1年早いって本当?
  • 境内で楽しめる七福神めぐり
  • 金運で知られる「三葉の松」
  • 御朱印や駐車場の情報

今回も、実際に歩いて確かめた下見メモをもとにお伝えします😊

境内マップ

窪八幡宮 境内マップ

境内には、拝殿・本殿のほか、本殿を囲むように点在する七福神の石像、拝殿の横に立つ三葉の松、稲荷神社、そして注連縄が張られた磐座などがあります。

七福神めぐりを含めて、ゆっくり歩いて30分ほどでまわれました。

窪八幡宮のご祭神とご利益

主祭神は、品陀和気命(ほんだわけのみこと=応神天皇)です。

あわせて、息長帯姫命(神功皇后)・仲哀天皇・伊邪那岐命・伊邪那美命が祀られ、相殿には姫大神が鎮まっています。

八幡さまは古くから武運・勝運の神として信仰されてきた神さま。窪八幡宮も「勝運・武運の神」として崇敬されてきました。

勝運・武運をはじめ、家内安全や延命長寿などのご利益で親しまれています。

石清水八幡宮より1年早い!? 窪八幡宮のはじまり

窪八幡宮の創建は、貞観元年(859年)8月23日と伝えられています。

この地の領主だった藤原弘清(ふじわらのひろきよ)が、奈良・大安寺の僧である行教(ぎょうきょう)和尚に依頼し、豊前国(現在の大分県)に鎮座する宇佐神宮の八幡さまを勧請したのがはじまりです。

じつはこの行教和尚、翌年の貞観2年(860年)には京都の石清水八幡宮を勧請した人物としても知られています。

同じ行教和尚によって、1年違いで八幡さまを迎えた——窪八幡宮と石清水八幡宮は、いわば兄弟のようなご縁を持つ神社です。

その格式の高さから、備前国四大社のひとつに数えられ、室町幕府初代将軍の足利尊氏が参詣して社領を寄進したと伝わります。

戦国時代には、天正年間に宇喜多直家が社殿を改築し、朝鮮出兵の際には宇喜多秀家が戦勝を祈願したとも。まさに「勝運・武運の神」として、時の武将たちに頼りにされてきた歴史が刻まれています。

窪八幡宮の見どころ

① 気持ちのよい境内と拝殿

窪八幡宮 境内入口

境内に一歩入ると、まず「気持ちがいいな」と感じました。

訪れたのは3月末の朝10時ごろ。よく晴れた日で、境内にはほかに参拝者の姿はありませんでした。

空が開け、手入れの行き届いた境内には、由緒の重々しさよりも、どこか朗らかで親しみやすい空気が流れていました。

② 金色になる「三葉の松」

窪八幡宮 三葉の松

境内には、全国でも珍しい「三葉の松(みつばのまつ)」があります。

拝殿の横に立つ、屋根を越えるほど大きな松です。

ふつうの松の葉は二本一組ですが、この松は三又にわかれた葉を持っています。

葉が金色になってから落葉することから、金運のご利益で知られています。

縁結びや延命長寿のご利益もあるとされ、この松葉を身につけると「招福必来(しょうふくひつらい)」ともいわれているそうです。

縁起がいいと聞いて、落ちていた松葉をひとつ拾って持ち帰りました。

あとで確かめると、いただいた御朱印にも三葉の松葉があしらわれていて、なんだかうれしくなりました😊

三葉の松の松ぼっくりも授与されているようですが、置かれていた箱の中は空で、こちらは残念ながらいただけませんでした。

③ 境内でめぐる「七福神」

窪八幡宮 七福神の毘沙門天

この神社の楽しみのひとつが、境内でできる七福神めぐりです。

随身門の横で毘沙門天と弁財天に出会い、そこから本殿を囲むように、七福神の石像が点在しています。

石像はどれも膝くらいの高さでしょうか。

それぞれに名前と特徴を記した札が添えられていて、迷うことなく七体すべて見つけられました。

たとえば毘沙門天の札には、宝塔と鉾を手にした勇ましいお姿で、威光や力、福徳を授ける神さまであることが書かれていました。

一体ずつ札を読みながら巡ると、七福神それぞれの役割が分かって、「なるほど」と思うことばかり。とても勉強になりました😊

④ 注連縄が張られた磐座

窪八幡宮 注連縄の張られた磐座

境内で印象に残ったのが、注連縄が張られて祀られた石でした。

古くから、大きな石や岩には神さまが宿ると考えられてきました。こうして今も注連縄を張って大切にお祀りされている姿から、古くからの信仰が今も受け継がれていることを感じました。

⑤ 稲荷神社の奥の、小さな祠

窪八幡宮 稲荷神社奥の祠

境内社の稲荷神社にお参りすると、その奥にも祠が続いていました。

土の道を数歩進んだ先に、数えきれないほどの小さな祠と狐像が並んでいます。

森の影になって暗く、ほかとは少し違う、しんとした空気がただよっていました。

そっと手を合わせたくなる場所でした。

そのほかの見どころ

境内での養蜂

窪八幡宮 境内の養蜂

境内では養蜂も行われていました。磐座のそばには巣箱がひとつ置かれています。神社で養蜂が行われているとは思ってもみず、ここで採れた蜂蜜は、どんな味なんだろうと想像がふくらみました🐝

春の桜

窪八幡宮 境内の桜

訪れた3月末には、桜が咲きはじめていました。満開のころは、境内がやさしい春色に包まれるんだろうなと思いました🌸

水飼(みずかい)の井戸

窪八幡宮 水飼(みずかい)の井戸

境内には、「水飼(みずかい)の井戸」と呼ばれる井戸もあります。

室町幕府初代将軍・足利尊氏が参詣した際、馬に水を飲ませたと伝わる井戸です。今は蓋が閉められていて、中をのぞくことはできませんでした。

龍神池

窪八幡宮 龍神池

本殿の裏には、「龍神池」と呼ばれる静かな池があります。

この池には龍神伝説が伝わり、龍の化身とされる鯉が棲むといわれています。その鯉を見ることができれば、幸運が舞い込むともいわれています。参拝の際は、池の中をそっとのぞいてみてください😊

窪八幡宮の年間行事

窪八幡宮では、毎月の月次祭のほか、季節ごとにさまざまな祭事が行われています。

毎月1日月次祭
1月1日歳旦祭
7月末〜8月初旬茅の輪くぐり人形神事
10月 第2土・日曜日秋季大祭
10〜12月七五三詣り
12月31日除夜祭

行事の日程は変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。

参拝メモ

窪八幡宮 御朱印・松ぼっくり

御朱印は拝殿でいただきました。

お賽銭箱のそばに書置きが置かれていて、この日は人の姿はありませんでした。

所要時間約30分(七福神めぐりを含めて、ゆっくり歩いた場合)
御朱印三葉の松があしらわれた御朱印。拝殿のお賽銭箱のそばに書置きが置かれていました。書置き300円。初穂料等は変更になる場合があります。参拝前にご確認ください。
三葉の松の松ぼっくり拝殿で授与されているようでしたが、参拝時は箱の中が空でした。時期によっては授与がない場合もあります。
まいられぇスタンプ拝殿の賽銭箱のそばに設置されていました
駐車場境内入口にあり。分かりやすく停めやすいです
住所〒704-8102 岡山県岡山市東区久保618
電話086-230-3961(宮司宅)
公式HPhttps://www.kubohachimangu.com/
公式Instagram@kubohachimangu

👉 由緒の古さに惹かれる方や、金運・縁結びの縁起物を巡りながら、ゆっくり参拝したい方におすすめです。七福神めぐりや三葉の松など、境内を歩きながら楽しめる見どころもたくさんあります😊

窪八幡宮へのアクセス

🚗 車でのアクセス
カーナビに住所「岡山市東区久保618」を設定するのが確実です。駐車場は境内入口にあり、分かりやすく停めやすい場所でした。

🚃 公共交通機関でのアクセス
JR赤穂線・西大寺駅から車で5分、または徒歩20分

📍 住所:〒704-8102 岡山県岡山市東区久保618

由緒の古さと、境内の朗らかさと

「石清水より1年早い、勝運・武運の古社」と聞いて、少し身構えて訪れた窪八幡宮。

けれども、七福神には一体ずつ札が添えられ、磐座のそばには養蜂の巣箱。武将たちに崇敬されてきた歴史の重みと、地域の暮らしに寄り添うあたたかさが、同じ境内に穏やかに同居していました。

身構えていた気持ちは、七福神を一体ずつ巡るうちに、いつの間にかほどけていました。

心残りがひとつあります。龍神池に龍の化身とされる鯉が棲むと知ったのは、参拝を終えてからでした。

あの日は水位も低く、池ものぞいてみたものの、よく分からないまま通り過ぎてしまいました。

次に訪れるときは、もう少しゆっくり龍神池をのぞいてみようと思います👀

そして今度は、満開の桜が迎えてくれる季節にも訪れてみたいです🌸

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※この記事の情報は訪問時(2026年3月)のものです。

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