『まいられぇ岡山』を楽しみ尽くす、岡山の寺社めぐりをお届けしている はなか です。『まいられぇ岡山』って何? って方はこちら>>
白状します。この日、朝ごはんを2軒はしごするつもりでした。
1軒目は三宅商店の朝がゆ。2軒目は、評判を聞いて楽しみにしていた「士水」。
結果から言うと、この計画は半分だけ叶いました。平日の朝なのに、士水はまさかの行列——。
今回は、2026年2月22日に実際に歩いた「朝がゆ→阿智神社→スイーツ→甘栗」の半日コースを、食べたもの・値段・失敗談も含めてそのままお届けします。
倉敷・阿智神社+美観地区さんぽ|半日モデルコース
混雑を避けて「朝」から動くのがこのコースの最大のポイントです。早い時間帯ほど静かで、白壁と柳が映える美観地区本来の姿を楽しめます。私が実際に歩いた順番はこちらです。

- 8:30三宅商店
朝がゆでエネルギーチャージ
- 9:30阿智神社
ゆっくり参拝
- 10:30美観地区散策&スイーツ
- ドーナツの木
- 倉敷桃子
- 廣栄堂 本店
- 12:00甘栗や マルロク
お土産買って帰宅
朝のスタートは「三宅商店」の朝がゆから
はしごの1軒目は、江戸時代後期の町家をリノベーションしたカフェ「三宅商店」です。待ち時間なしで入れました。
靴を脱いで畳の座敷に上がる方式で、通されたのはストーブのそば、小さな庭が見える席。2月の朝の冷えた体に、この席はごほうびでした。
注文したのは朝粥セット(1,430円)です。白がゆに季節の食材がそえられた、体に優しい味わい。店内には数名のお客さんがいるだけで、暖かい雰囲気の中でゆっくり寛げました。
※料金は訪問時(2026年2月)のものです。変更になる場合があります。
早起きして静かな町並みを歩き、歴史建築の座敷でゆっくり朝がゆをいただく——それだけで、いつもよりちょっと丁寧な暮らしをしている気分になれます。混雑が始まる前の美観地区は、地元の人たちのなにげない日常が垣間見える特別な時間です。
はしご失敗の顛末「士水」:朝がゆのあと、2軒目に予定していた評判の「士水」へ向かったところ、平日の朝にもかかわらず行列でした。今回は断念。確実に入りたい方は、早めの時間に並ぶのがよさそうです。私も次回リベンジ予定です。
阿智神社を参拝する|倉敷を見守る古社の魅力
お腹が満たされたら、美観地区の高台に鎮座する阿智神社へ。鶴形山の頂に位置するこの神社は、倉敷を代表する古社として地元の人々から長く愛されてきました。境内からは美観地区の町並みを一望できます。
実は、美観地区一帯はかつて海だったことをご存知でしょうか。江戸時代の干拓によって生まれたこの地の歴史を知ってから参拝すると、眼下に広がる景色の見え方がまったく変わってきます。
朝がゆで体を整え、神社で心を整えてから散策に臨む——この順番で回ると、観光客が少ない時間帯に参拝できるのも大きな利点です。
参拝後は美観地区でスイーツさんぽ
参拝のあとは、白壁の町並みを眺めながらのんびり歩きます。ここからは、この日実際に見かけた人気店と、倉敷の定番として知られるお店を分けてご紹介します。
くらしき ドーナツの木|この日も人が絶えなかった人気店
素朴で優しい甘さの手作りドーナツのお店です。私が通りかかったときも、店先に次々と人が立ち寄っていて、人気ぶりがよく分かりました。食べ歩きにもお土産にもよさそうです。
倉敷桃子・廣栄堂 本店|倉敷の定番(次回の宿題)
フルーツパフェの「倉敷桃子」と、備中銘菓むらすずめの老舗「廣栄堂 本店」は、倉敷スイーツの定番として知られるお店です。
正直に書くと、この日はこのあとの甘栗を目指していたため、私はまだ食べられていません。定番2店は次回の宿題にしています。
美観地区の倉敷川沿いを歩いていると、優雅に泳ぐこぶ白鳥の姿に出会えることがあります。白壁の倉敷川舟流し、なまこ壁の蔵々——そんな風景の中を歩くだけでも、十分に贅沢な時間です。
お土産は「甘栗や マルロク」で岡山の栗を|一袋完食の顛末
締めくくりに立ち寄ったのが、甘栗専門店「甘栗や マルロク」です。ほくほくとした甘みと大粒の食感の栗を一袋購入して、帰路につきました。
……はずだったのですが、待ちきれず歩きながらひとつ、またひとつ。
車に乗ってからも手が止まらず、家に着く頃には一袋きれいに完食していました(笑)
「お土産」のはずが自分へのご褒美に変わってしまいましたが、それくらい止まらないおいしさでした。
倉敷をもっとゆっくり楽しむなら宿泊もおすすめ
今回のコースは半日で十分楽しめますが、夕暮れ時の美観地区や、人がいなくなった早朝の倉敷川沿いは、日中とはまったく異なる表情を見せてくれます。時間に余裕があれば、宿泊してその静けさを味わうのもおすすめです。
まとめ|はしごは半分失敗、それでも倉敷の朝は豊かだった
朝ごはん2軒はしごの計画は、士水の行列で半分だけになりました。それでも、ストーブのそばでいただいた朝がゆ、朝の澄んだ空気の中の阿智神社、そして我慢できずに完食した甘栗——食いしん坊の見込みは外れても、思い出の濃い散歩になりました。
「美観地区には何度も行ったことがあるから……」という方にも、ぜひこの「朝から動く」順番で回ってみてほしいコースです。いつも見ている景色が、少しだけ違って見えるはずです。
※この記事の情報は訪問時(2026年2月)のものです。営業時間・料金は変更になる場合があります。お出かけ前にご確認ください。












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