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【新見市】船川八幡宮|どぶろくの社で夫婦そろって「凶」!御朱印・駐車場・アクセス

船川八幡宮アイキャッチ画像

『まいられぇ岡山』を楽しみ尽くす、岡山の寺社めぐりをお届けしている はなか です。
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今回ご紹介するのは、岡山県新見市に鎮座する 船川八幡宮(ふなかわはちまんぐう) です⛩️

車で向かって、まず驚いたのが駐車場へ続く坂道。

思っていたより急で、私は正面側からそのまま入れず、いったん500mほど先まで進んでUターン。戻ってから坂を上がりました。

高台まで上がると、境内から新見の町並みが見えます。

そして、この日の参拝でいちばん忘れられない出来事が。

夫婦そろって、おみくじで「凶」を引きました。

でも、この「凶」が、あとでちょっと嬉しい思い出になりました😊


📘 まいられぇ岡山 掲載ページ:P91


この記事で分かること

  • 船川八幡宮で今も造られている濁酒(どぶろく)と、その由来
  • 全国でも珍しい「青銅の鳥居」の見どころ
  • 「凶」を引いた人がいただける「転禍為福」のお守り
  • 御朱印・駐車場・アクセス

実際に参拝したときの様子とあわせて、境内をご案内します😊


📍 境内マップ

青銅の鳥居をくぐると、石段がまっすぐ社殿へと続いています。

ゆっくり境内を巡って、所要時間は30分ほどでした。


🙏 船川八幡宮のご祭神とご利益

ご祭神は、三柱の神さまです。

  • 品陀和氣命(ほんだわけのみこと) …応神天皇
  • 足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと) …仲哀天皇
  • 息長帯姫尊(おきながたらしひめのみこと) …神功皇后

主祭神の品陀和氣命は、全国の八幡宮に祀られている神さまです。

ご利益は、開運出世・学業武道成就・勝負必勝・安産子宝育児・無病息災とされています。


🏯 船川八幡宮の歴史|なぜ今も、濁酒(どぶろく)を醸せるのでしょうか

船川八幡宮について調べていて、私がいちばん驚いたのが「どぶろく」でした。

この神社では、今も濁酒(どぶろく)が醸されています。

明治32年(1899年)には国税局から正式に免許を受け、濁酒醸造は昭和56年に新見市の重要無形民俗文化財に指定されています。

では、なぜ船川八幡宮でどぶろくが造られるようになったのでしょうか。

その始まりをたどると、「船川」という名前の由来にもつながっていました。

船川八幡宮は、天永年間(1110〜1113年)に京都の石清水八幡宮から御分霊を受けて創建されたと伝わる、900年を超える歴史のある神社です。

戦国時代、鳶ヶ巣城(とびがすじょう)の城主・徳光兵庫頭(とくみつ ひょうごのかみ)が、夢のお告げに導かれて、高梁川へ通じる舟の道を切り開くことに成功しました。

その感謝のしるしとして「舩川(ふなかわ)」の号を受け、濁酒を醸してお供えする習わしが始まったと伝わっています。

舟路を開いた感謝のお酒が、今も醸され続けています。

正徳5年(1715年)には、初代新見藩主・関長治(せき ながはる)侯によって現在の明月山(めいげつざん)へ遷座し、新見藩23村の総氏神となったそうです。

私が訪れた9月上旬は、濁酒そのものや振る舞いを見ることはできませんでした。

例大祭や初詣には、参拝者にお神酒として振る舞われるそうです。


✨ 船川八幡宮の見どころ

① 全国でも珍しい、青銅の鳥居

境内へ向かうと、まず目に入ったのがこの青銅の鳥居です。

石造りや木造りの鳥居とは、また違った色合いをしています。

説明板によると、高さは台石から笠木まで三メートル余り。「台輪鳥居」という様式だそうです。

そして、見上げて気になるのが、額に掲げられた金色の「八」の字。

よく見ると、八幡さまのお使いである鳩が、左右で向かい合う姿になっています。

説明を読んでからもう一度見上げると、「ほんとだ、鳩に見える」となりました😊

② 石段の途中で振り返ると、新見の町並み

青銅の鳥居から石段を登っていく途中、振り返ると新見の町並みが見えました。

高台にある神社だけあって、ここからは新見の町並みがよく見えました。

「思っていた以上に高いところにあるんだな」と、ここで実感しました😊

③ 随身門をくぐって

石段を登り切ると、随身門(ずいじんもん)が迎えてくれます。

門の左右には、右大臣と矢大臣がいらっしゃいました。

光の加減でお顔までははっきり見えませんでしたが、左右にいらっしゃる姿は確認できました。

④ 大きな神馬像

拝殿の前には、大きな神馬(しんめ)の像があります。

近くで見るとかなり大きくて、思っていた以上に存在感がありました。

⑤ 天満神社の、小さな獅子

境内には、天満神社と鷺(さぎ)神社が並んで祀られています。

ここで、思わず足を止めたものがありました。

軒下に彫られた、小さな獅子です。

梁の上に、ほぼ丸彫りのような立体感で彫られていて、渦巻くたてがみや牙、ぐっと踏ん張る前脚まで細かく表現されています。

小さなお社の彫刻とは思えないほど手が込んでいて、下から見上げても獅子がこちらへ乗り出してくるような迫力がありました。

それでいて、ちょこんとした姿がどこかかわいらしくて、すっかり気に入ってしまいました😊

こういう小さなものを見つけると、境内を歩くのがまた楽しくなります。

⑥ 夫婦そろって「凶」!いただいたのは転禍為福のお守り

この日いちばん印象に残ったのは、おみくじでした。

初穂料は200円。

私が引いてみると……まさかの「凶」。

そして夫も引いてみると、こちらも「凶」😅

夫婦そろって凶とは、思ってもみませんでした。

ちょっとがっかりしていたのですが、船川八幡宮には「凶」を引いた人だけがいただける、特別なお守りがありました。

その名も、「転禍為福(てんかいふく)」のお守り。

社務所でお守りをいただいたとき、凶を引いたショックもあって、何と声をかけていただいたかまではっきり覚えていません😅

ただ、「災いを福に変える」という意味のお守りだと、やさしく教えていただいたのは覚えています。

「凶だった……」と最初はちょっと落ち込みましたが、「これ、逆にラッキーなのかも?」と思えてきました😊

お守りを裏返すと、紫の地に鳳凰が描かれています。

「凶を引いてよかったような、悪かったような」。

そんな複雑な気持ちのまま、でもどこか嬉しくて、お守りを持って帰りました。

💡 ちょっと豆知識|「転禍為福」ってどんな意味?

「転禍為福」は、中国の古い書物にも出てくる四字熟語です。

「禍(わざわい)を転じて福と為す」と読み、身にふりかかった災いを、かえって幸せのきっかけに変えていく、という意味だそうです。

「凶」という結果を、悪いままで終わらせない。

そんな前向きな意味を持つお守りでした。

🐕 ペットと一緒にお参りできる神社

船川八幡宮では、ペットの七五三も受け付けています🐕

公式Instagramには、七五三のお参りに来たワンちゃんたちの姿もたくさん紹介されていました。

名前入りのお守りもいただけるそうです。

秋から冬にかけて参拝を考えている方は、公式Instagram(@funakawa_shrine)で最新の案内を確認してみてください。


🌿 そのほかの見どころ

和気清麻呂公の石像

境内には、和気清麻呂公の石像もありました。

和気清麻呂公は「道鏡事件(宇佐八幡宮神託事件)」で知られる人物です。

岡山県和気町の和気神社でも、ご祭神として祀られています。

夏の風鈴

参道には、涼やかなガラスの風鈴が並んでいました。

※2026年9月は「お願いごと風鈴」の企画中で、短冊に願いごとを書いて奉納できました(〜9/30)。

青銅の鳥居そばの大きな銀杏

幹の途中からたくさんの枝が扇状に広がっていて、空に向かって噴き上がるような立ち姿。

上へ上へと伸びていく勢いがよく分かります。

鳥居と並ぶ姿を見ると、その大きさがいっそう伝わってきました。

招き猫おみくじ

社務所には、かわいい招き猫のおみくじもありました。

色とりどりの招き猫が、それぞれ違う福を招いてくれるそうです。


📅 船川八幡宮の年間行事

  • 1月1日 元旦祭
  • 1月15日 とんど祭
  • 6月30日 夏越の大祓・茅の輪くぐり
  • 7月23日・24日 天神祭(ヨイ祭り・天神祭)
  • 9月吉日 濁酒醸造開始
  • 10月14日 湯立ての神事
  • 10月15日 例大祭・御神幸武器行列(新見市重要無形民俗文化財)
  • 11月15日 七五三詣
  • 12月31日 除夜祭

10月15日の御神幸武器行列は、通称「土下座まつり」とも呼ばれる、新見を代表する秋の行事です。

総勢64人が長刀や鉄砲、弓矢を携えて町を巡る、300年以上続く伝統行事とされています。

その前日の10月14日には、拝殿の前庭で火を焚いて湯を沸かす「湯立ての神事」も行われます。

神職が神歌を歌いながら湯をかけ、笹で清める神事だそうです。

※日程は変更になる場合があります。参拝前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。


📋 参拝メモ

【📷 写真⑱:IMG_20260905_130543.jpg(御朱印とリーフレット)/alt:船川八幡宮 御朱印】

  • 所要時間 約30分(境内をゆっくり巡った場合)
  • 御朱印 直書き・300円
  • 期間限定御朱印 新見市マスコット「にーみん」とのコラボ御朱印あり。どぶろく醸造柄は9/15〜10/31(訪問時の情報です)
  • おみくじ 100円~(幸福おみくじは、「凶」を引くと「転禍為福」のお守りがいただけます)
  • ペット七五三 受付あり(詳細は公式Instagramで確認を)
  • まいられぇスタンプ 社務所にあります
  • 駐車場 境内に駐車スペースあり(上がる道が急坂・下記アクセス参照)
  • 住所 〒718-0011 岡山県新見市新見1781
  • TEL 0867-72-2631(受付10時〜17時)
  • 公式HP https://funakawa-shrine.jp/
  • 公式Instagram @funakawa_shrine

※受付時間・初穂料は変更になる場合があります。参拝前にご確認ください。


🚗 船川八幡宮へのアクセスと駐車場|坂道に注意

🚃 電車・バスでのアクセス
JR伯備線・新見駅から徒歩約22分(約1.8km)です。

備北バスまたは市内巡回バス「らくるっと」で「新見高校前」下車、徒歩約3分との案内もあります。

🚗 車でのアクセス
中国自動車道・新見ICから車で約6〜10分です。

境内に駐車場はありますが、上がる坂道に少し注意が必要でした。

  • 駐車場へ上がる最後の坂は、かなり急でした
  • 私は正面からそのまま入れず、いったん500mほど先まで進んでUターンし、戻ってから坂を上がりました。公式HPにも何回か切り替えしたほうが良いとアドバイスされてます。
  • 坂道の運転に不安がある方は、事前に地図で入口を確認しておくと安心です
  • 徒歩約10分のところに城山公園の駐車場もあります

📍 住所:〒718-0011 岡山県新見市新見1781


🍜 参拝のあとは「新見らーめん いぶき」へ

船川八幡宮をあとにして、この日は「新見らーめん いぶき」へ。

せっかく新見まで来たので、私は猪ラーメンを食べてみました🍜

店内に入ると、壁にはサイン色紙がずらり。

メニューを見て、私は猪ラーメン、夫は新見スペシャルラーメンを注文しました🍜

猪ラーメンは、訪問時1,100円。スープは醤油・味噌・豚骨から選べます。
メニューには「新見ラーメングランプリで最優秀賞を受賞したラーメン!」と書かれていて、これは食べてみたくなります。

そして、運ばれてきた猪ラーメン。

これが、うまかった!😆

新見まで来た日の最後に、おいしいラーメンまで食べられて大満足。

船川八幡宮の参拝とあわせて、思い出に残る新見のお出かけになりました😊


「凶」を、持ち帰る福に

急な坂にびっくりして、青銅の鳥居を見上げて、小さな獅子を見つけて。

そして最後には、夫婦そろってまさかの「凶」😅

最初は「えー……」となりましたが、「転禍為福」のお守りをいただいて、帰るころには「これもいい思い出かも」と思えるようになっていました。

「凶を引いてよかったような、悪かったような」(笑)

参拝のあとは猪ラーメンを食べて、お腹もいっぱい。

振り返ると、なんだか印象に残る新見のお出かけになりました😊

もし船川八幡宮で「凶」を引いたら、がっかりしすぎず、社務所に声をかけてください⛩️

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※この記事の情報は訪問時(2026年9月)のものです。

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